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ショートステイから戻った昨日の夜中、起きて父の部屋の有様を見て目を覆った。 どうしてこういうことになるのか皆目見当がつかないが、ともかく着ている夜具から寝具まですべてが自分のおしっこでびっしょりの中に、わずかに電気毛布のぬくもりで暖めながらスッポンポンで床に横たわっていた。深夜1時に様子を見たときは大丈夫であったが、5時に下に降りて行ったときは目を覆うばかりの有様になっていた。絶望感が襲ってきた。 まず寝具を全部はぐり、着替えをさせ、洗濯機を回し始めて外が明るくなりだすまで、洗濯機の音は消えなかった。心の中で、もう私には手に負えない・・・と思い始めていた。 部屋を整えなおし、寝巻きも代えてあげ、寝具を全部取り替えてから父に言った。「おとうさん、こんなこと毎日続いたら私は身が持たない。暖かくなるまでまたあそこでお世話になろう?」しかし父はじっと下を向いたまま返事をしなかった。ここに居たいに決まっている。その気持ちもよくわかっていた。 ショートステイにいた時はもう痛みがすっかり消えたかに見えるほど、転倒の後遺症が消えて来たように見えたのに、家に戻ってからまたまた,痛い痛いと連発しだした。顔をしかめ身をよじって痛がる。心の中で、どうすればいいんだ!どうすれば一番いいんだ!と問いかけている。大きな身体をもてあましているのは本人ばかりか世話する私も同じである。 お世話になったショートステイ先をたずね、深夜のオシモの処置をどうしていたのか聞きに行って来た。3時間おきに起こしたりしてトイレに促していたという。そんなこと、毎晩私にはできない。ここに居たいだろうし、ここに居てほしいけれど、わかってほしいのよおとうさん! 庭で猫が木に向かってマーキングをしていた。いつもなら威勢のいいマーキングの輪が、今日はぜんぜん飛ばないで、全部自分のお尻や背中にかかっていた。 猫よ!お前までそんな!なんだかつくづく情けなくなった。 |
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