| タイトル |
日 時 |
空気を読む
親の躾が日ごろから自然に行き届いている中で育った子供は、その場の空気を読むことが出来る。
空気を読み取ると言うことは、年が行っているとかいないとかは関係がなさそうだ。
幼い頃から、親がするように同じ事をして子供は育つから、よきにつけあしきにつけ、幼子を見ていると家庭の中が見えるようだ。空気の読めない大人は、そのことの恥ずかしささえ感じないで鈍感に生きている。最近そういう大人が多くなった。
電車の中で平気で化粧をする大人、有名な美術展に行ってきたことを勲章のように、人に吹聴する大人、そ...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/22 19:22 |
死者の贈り物
悲しみのあらわし方は人によって違う。
ひとつの悲しみを共有している時、人は悲しみの現し方が違っても心をひとつにする。
おめでたい祝い事の席に同席した時、人々の心は浮き足立ち、喜びに満たされ華やかに軽やかな時間が心地よく流れて終わってゆくが、悲しみの席にいるときは、なぜか心は静謐に沈む。
言葉が少なくなる分、心の奥に、言い知れぬ感情が深まってゆく気がする。悲しみは人の心をひとつにするものだと、今日しみじみ思った。ひとつにならなくても、死者は、生き残った人間関係を不思議な力で近づけるもの...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/21 17:52 |
千客万来
「趣味でしょ?」と言われると、あえて否定はしないが、なんだか、そういい気持ちがしなくもしない。
我が家がまるでサロン食堂のように賑やかで、同じテーブルを囲んで食事をする人がよくやってくるので、そう言われるのかもしれない。来た人との縁が、一期一会と思えば、よほどの事情がない限り拒否はしないから、人には趣味だと思われても仕方ない。
実際自分でも相当な趣味だと思えるときがある。
気を使う相手もいないから、来る方も気楽なのに違いない。人に、「是非いらしてね」と言っておきながら、蔭では、来られて...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/20 20:27 |
インド便り No.59
多神教のインドには、数多くの神像があります。この象の姿のガネーシャ神は、全ての障害を除く開運の神として新しい事を始める前には必ず祈りを捧げます。
先日、家を新築したデリーの友人は、朝9時から夕方まで、この神像の前でグリハ・プラベス(入居の祈り)のプージャを行なったそうです。日本の建て前のような儀式でしょうか。
どこの国でも、人が厄害を逃れ、幸運を願う気持ちは同じようです。
平成24年5月記
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/19 21:42 |
パノラマ
快晴の朝早く、スケッチブックを片手に歩いた。
土曜のせいか、人の行き来は少なく、ノンビリした朝だった。土手に沿って歩き、新幹線の轟音を頭上に感じながら前方に見える大山と、緩やかな坂の構図に、無性に描く気をそそられ筆を走らせた。
頭の上がまだ白い富士山と、その下に、家来のように居並んだ住宅の密集した風景は、一大パノラマである。
丘の緩やかな勾配に沿ってうねる様に並んだ家々は、なんど描いても飽きない。また描きたくなる。
もう数十年前、墨画を描き出してすぐの頃だった。
住んでいた三鷹の...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/19 20:42 |
元カレ
元カレといい付き合いが出来たら、こんないい友情関係はなかろう・・・・・と思える娘がいる。
彼女は、自分に彼が出来るとすぐに私に紹介するので、この数年間の彼女のことは大体わかっている。いつも一生懸命、でも一生懸命の視点がちょっと違っていて、結婚式の間際で彼と別れたことがあった。
別れたあと、しばらくは憔悴していたその最中、偶然にも一人でしょんぼりベンチに座って打ち沈んでいた彼女を見つけたことがある。そこで会うとはよほど縁があるのだろうと、そのときも思った。あの時は、家に連れて行き、気晴らし...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/17 22:30 |
表の顔
泥棒は、その家の入り口、言ってみれば一番表の顔を見て中に入るかどうか決めると聞いたことがある。
確かに家の周りが雑然としている家は、家の中も似たようだとは想像が付く。表が雑然としているのに中がきれい・・・・・とは考えにくい。
我が家の近辺にもごみ屋敷があるが、見るともなく中は見事にゴミでうず高い。主はその状態が落ち着くのであろう。入り口とてわからない隙間から出入りしている。それぞれと言えばそれまでだが、隣の住人がそうだったら、わたしは精神的にきついだろうなと思う。
家族が大勢いて、そ...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/16 22:06 |
焼肉ビール
人間の心理はなんと単純なものだろう!と、今日思った。
出先で大事な用を済ませて、その駅のすぐ近くに住んでいる高齢の友人を訪ねた。最近消え入りそうな様子が気になっていた。久しぶりに会った彼女は、壁の色と顔色が同じくらい薄茶色で、血の気もない表情をしていた。 病気なわけではないが、聞いてみれば、食事の意欲がないと言う。体重は38キロに減ったと言いながら笑う声にも元気がなかった。栄養失調だとドクターに言われたと言うのに、殆どご飯は炊かず、近くのマーケットで一日おにぎりを二個買ってきて、朝と昼に一個...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/15 21:31 |
花盗人
自宅での月一の絵の教室の朝、5時半に起きて画材の花を摘みに外に出た。
摘みに行ったと言うのは態のいい言い回しで、実は花盗人なのである。であるから、なるべく人に会わない早朝に行かなければならなかった。
いくら厚かましくても、人の庭に咲いている花は切れない。人家のない周辺の土手に咲いている花を、以前から目星をつけておいた。花バサミをポシェットに忍ばせて出かけた。最近は朝早く明かるくなるので、犬の散歩の人には何人か会った。
たとえ差しさわりのなかろう場所の花とはいえ、自然に咲いている花をい...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/14 17:30 |
母になった日
ようやくの快晴と、自分の予定が上手く重なったので、久しぶりに父と外出した。
一番の悩みは、外出先でのトイレの問題である。車椅子で入れる場所が多くなったとはいえ、まだまだ、安易に考えることは危険である。 すべてを計算の上で、ホテルの和食レストランならと場所を決めて外出した。
入り口近くに車椅子用トイレはあるし、見晴らしもいい。今日は日がいいのか、華やかな結婚式の様子も見られた。少し風は冷たかったが、ホテルの中庭にバラの花が咲きほこり、甘い香りが漂っていて嬉しかった。近くを流れる相模川の土手...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/13 19:59 |
外国語
ニュージーランドから友人と一緒に観光に来たポーピーさんの母上と、昨年九月以来の再会だった。
わたしはパンジャビを着て出かけたが、インド人の三人は共に洋服だった。ゆったりした服の上から、お肉のついた体のふくらみが十分感じられた。会うなり私に、「ヤセタ〜!どうやって痩せたの?」と聞かれたが、私の目標体重にはまだ達していない。
フムフムと、私の話を聞きながら、最後には必ず、インド人は痩せるのは難しい・・・・・・と言う言葉が戻ってくる。まったく!然り!と思うのでうなずくだけだ、脂っこい料理、遅い...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/11 21:27 |
男・女
どうして女はこんなによく喋るのだろうか!
見知らぬ人ばかりの中で、自分が一人でいるとき殊に、女はなんと言うおしゃべりなんだろうかと痛感する。
今日もそうだった。いや今日ばかりではない。電車に乗っても、どこにいても聞こえてくるのはどうでもいい尽きない女のお喋りばかりだ。いい加減にして!と言いたくなる時もある。
今日、さる所で、私の両脇に居た女性が、私を挟んで喋り続けていた。よほど場所を代わろうかと思ったが、そのうち黙るだろうと期待しながら、頭の上を交錯する会話に腹が立つばかりだった。
...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/10 21:53 |
知らぬ存ぜぬ
時々自分の無知さ加減に、自分で呆れることがある。
周りの友人たちは、まあ〜本当に何でも知っていて、いつも目からうろこのことばかりだ。そして時々、やさしく教えてくれる。教えてもらうことばかりが多い。
人にはそれぞれの専門分野があって、友人が多いほど、そのTPOに不自由はしない。私はたくさんの秘書を抱えているようなものだ。
経理担当、生活雑貨担当、それぞれの分野のことをそれぞれから教えてもらい、知識を得ることが多い。
本当にいつも「それ何のこと?」「それってどうして?」「エッツ!そうな...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/09 18:21 |
学び方
人にはそれぞれのスタイルがあり、それぞれの流儀で生きていくしかない。
バツイチが勲章になるような世の中になって、私はなかなかこの世相に着いて行きにくくなった。もうじき別れようとしている人、もう別れた人、私の周囲にも一杯いる。
いいか悪いかではなく、人の基本的な思考回路が異質だと、ただ立ち止まってみているしか出来ない。溺れかけていると判っていても、その人が助けて〜と手を伸ばしてこなければ、救助も出来ない。そういう人が多い。
学び方はさまざまだ。
いやなものを避けて生きるのは生活の知恵...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/06 20:51 |
森林浴
どこか遠出をする計画もないままのゴールデンウイーク、毎日がゴールデンウイークのような暮らしだから、この日本中がかき回された様ににぎやかな時期に、あえて外出することもないわけだ。
でも優しい友人の誘いとご案内を戴いて、今日は南足柄へ森林浴をしてきた。
素晴らしくゴージャスなゴールデンデイであった。すばらしかった!名前もいい!「オンリーユー」ですって!
ようやく晴れ上がった空に、新緑の山並みがウキウキと生き返り、高い屋根のない足柄の山間に、大きなこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。
...
...続きを見る
ブログ気持玉 1 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
2012/05/05 21:52 |
猫の密約
猫の気もちと言う雑誌がある。猫にでも取材して書いているのだろうか?と思ってしまう。
猫好きの主がいる美容院で、待ち時間があるとちょっと手にすることがある。私たちの共通の話は、猫のことばかりである。
猫が深夜に会議を開いていると言う話を聞いたことがある。夜な夜な集まっては、無言の密約を交わしているかもしれない。確かに猫の行動は人とは違う。人間が寝る頃には起きて徘徊し、昼間はただただ眠り続けている。朝、早くから起きて朝食を待ち遠しく待っているのは、夜行性で明け方から起きて行動しているからに違...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/04 18:58 |
予定なし
予定のない日はなぜか嬉しい。
ちょうど、何かの都合で、学校が急に休校になったっときのような嬉しさだ。しなければいけないことはたくさんあるのに、今日しなくてもいいと思える心と時間のゆとりが、たまらなく嬉しい。
個展前の、追い詰められ続けた日々がまるでうその様に今は苦しさが波が引いて静かだ。
そして、大仕事をひとつ終えた充足感と充実感、次に歩みだそうとする逸る気持ちを、今は、まあ・・・・・・ちょっと休みなさい、と自分に言い聞かせている。
予定なしの一日、朝から見放題テレビを見、ごろんと...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/03 21:08 |
マイペース
先月父を呼ぼうと思った日、雨になった。
駐車場から階段を上がって、敷石を数個踏んで玄関ドアにたどり着くまでのことを考えると、雨の日は迷う。
その日は父を呼ぶのをやめて、私が父の部屋へ出かけて一緒に過ごした。
たまには自宅でのんびり好きなもの、出来立てのものを食べてもらいたいと思うのだが、タイミングが悪いと今日のように、新緑の土手を散歩も出来ない。
前から予定に入れておいた今日、また呼ぼうと思った日に、また雨になった。なんと言う皮肉だ。でも今日は、濡れるのを覚悟で父を迎えに行った。あ...
...続きを見る
ブログ気持玉 1 /
トラックバック 0 / コメント 0
|
2012/05/02 21:40 |
不器用な男たち
近所の魚屋さん、以前はかなりにぎやかに店先に魚が並んでいたが、もうこの数年の間に、すっかりショウケースの空きが目立つようになった。長い付き合いなので、たまには義理買いをする。
近所に大きなスーパーもあるし、車でどこにも出かけられるので、品数の少ない、売れない店は自然と淘汰されてしまう。気の毒な現象はこうした小さな魚屋に限らない。あちこちにテナント募集の看板が出ている世の中の流れと言うべきか。
今日、久しぶりに魚屋へ義理買いに行った。
店の奥さんは言い訳のように、「主人も、もう年だから...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/05/01 20:42 |
衣替え
毎年、ゴールデンウイークに入ると、早めに衣替えをする。
まだ薄ら寒い日もあるだろうなとは思いながら、重いセーターが必要になることはもうあるまいと思って、タンスの整理をする。
いくらかクローゼットが広くなって、衣替えも楽にはなったが、毎年、年二回の衣替えのたびに、インド人はいいなあと思うのである。
年間を通して、多少の気温差はあっても、基本的にサリーとパンジャビの薄物が基本であるから、場所をとる何枚ものコートや、ダウンや、靴下に下着、タンスの中の量はわれわれの暮らしよりはずっとシンプル...
...続きを見る
ブログ気持玉 /
トラックバック / コメント
|
2012/04/30 16:30 |